くらしつづける街と建築へ 2016年 熊本地震 被害記録と提言

 

 JASO(耐震総合安全機構)では、JIA(日本建築家協会)と協力しながら、東日本大震災後から第13次に及ぶ東北地方沿岸部の被災調査ならびに復興調査を継続している。その知見を活かして今回の熊本地震においても第1次と第2次の被災調査団を現地に派遣した。
 JASOでは、建築技術者と構造技術者と設備技術者が総合的な耐震化を目指して活動している。戸建て住宅やマンション、店舗、オフィス、病院、公共施設などを所有する方々、利用する方々の生活者の視点に立って、どんな被害が生じているのか、被害の原因は何だったのか、被害を抑えるためには何をすべきだったのかを考えてみたい。(被害調査の概要より抜粋)


 本書は、被害の実態を建物や地域などわかりやすくまとめております。地震により被害を受けた建物と被害を受けなかった建物とを識別し考察、さらに国内および国外の建物や都市の耐震化や減災、被災後の機能維持や機能早期回復といった防災に資する提言を掲載しております。

 

著 者:JASO 耐震総合安全機構

版 型:A4版・カラー

頁 数:190頁

発行日:2016年12月

ISBN:978-4-903476-58-2

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